インテグリティな日々

『憲法ガール』著者(弁護士)の大島義則が日々思ったことを綴ります。

3 コンメンタール

普段の勉強で参照する必要はないが,ロースクールの課題など少し時間をかけて勉強するときには以下のコンメンタールに当たるのも良い。芹沢斉ほか『新基本法コンメンタール憲法』(日本評論社,2011年)はコンパクトだが濃密で素晴らしい出来なので,辞書用に1冊もっておくと勉強がはかどるかもしれない。ただ受験生が読んで頭に残るかというと,情報量が多すぎるので,難しいかもしれない。あくまで深く深く勉強するツールという位置づけ。

樋口陽一ほか『憲法Ⅰ〜Ⅳ』(青林書院,1994年,1997年,1998年,2004年)
■芹沢斉ほか『新基本法コンメンタール憲法』(日本評論社,2011年)

新基本法コンメンタール憲法―平成22年までの法改正に対応 (別冊法学セミナー no. 210)

新基本法コンメンタール憲法―平成22年までの法改正に対応 (別冊法学セミナー no. 210)